サンドリヨンの番犬
あたしは指と指の間に
透明で分厚い膜を張ってる
両手をぴんと伸ばした位置で
あたしを匿ってる 空気のシェルター
もしも君がほんの少しでも
境界線を越えてきたら
牙を剥く番犬を放ち
君のココロをガブっと齧るわ
見えるなら そっと此処を破っておいで
あたしの真ん中の 宝物をあげる
感じるなら そっと壁を破っておいで
裸に出来たなら 君を抱いてあげる
綺麗なドレスに身を潜めて
幼気な王女のフリをしても
君を堕として 喰らうための
立ち振る舞いひとつ たくらめない
もしも君がこんなあたしごと
愛せると嘯くなら
牙を剥く番犬の頬を
撫でるぐらいの勇気が欲しいわ
見えるなら そっと此処を破っておいで
あたしは要塞の 天辺で待ってる
ガラスの靴なんて 忘れてあげないから
僅かな足跡を 血眼で探して
もしも君がほんの少しでも
境界線を越えるのなら
灰まみれに燻るあたしを
丸ごと全部 飲んでくれますか 今すぐ
見えるなら そっと此処を破っておいで
あたしの真ん中の 宝物をあげる
凶暴な護衛の 監視をくぐり抜けて
裸に出来たなら 君を抱いてあげる
見えるなら そっと此処を破っておいで
あたしは要塞の 天辺で待ってる
ガラスの靴なんて 忘れてあげないけど
裸に出来たなら 君を抱いてあげる
透明で分厚い膜を張ってる
両手をぴんと伸ばした位置で
あたしを匿ってる 空気のシェルター
もしも君がほんの少しでも
境界線を越えてきたら
牙を剥く番犬を放ち
君のココロをガブっと齧るわ
見えるなら そっと此処を破っておいで
あたしの真ん中の 宝物をあげる
感じるなら そっと壁を破っておいで
裸に出来たなら 君を抱いてあげる
綺麗なドレスに身を潜めて
幼気な王女のフリをしても
君を堕として 喰らうための
立ち振る舞いひとつ たくらめない
もしも君がこんなあたしごと
愛せると嘯くなら
牙を剥く番犬の頬を
撫でるぐらいの勇気が欲しいわ
見えるなら そっと此処を破っておいで
あたしは要塞の 天辺で待ってる
ガラスの靴なんて 忘れてあげないから
僅かな足跡を 血眼で探して
もしも君がほんの少しでも
境界線を越えるのなら
灰まみれに燻るあたしを
丸ごと全部 飲んでくれますか 今すぐ
見えるなら そっと此処を破っておいで
あたしの真ん中の 宝物をあげる
凶暴な護衛の 監視をくぐり抜けて
裸に出来たなら 君を抱いてあげる
見えるなら そっと此処を破っておいで
あたしは要塞の 天辺で待ってる
ガラスの靴なんて 忘れてあげないけど
裸に出来たなら 君を抱いてあげる
Atashi wa yubi to yubi no haida ni
Tōmeide buatsui maku o ha teru
Ryōte
o pinto nobashita ichi de
Atashi o kakuma teru kūki no sherutā
Moshimo kimi ga hon'no sukoshidemo
Kyōkai-sen o koete kitara
Kiba o muku
banken o hanachi
Kimi no Kokoro o gabutto kajiru wa
Mierunara sotto
koko o yabutte oide
Atashi no man'naka no takaramono o ageru
Kanjirunara
sotto kabe o yabutte oide
Hadaka ni dekitanara kimi o daite ageru
Kireina doresu ni mi o hisomete
Itaikena ōjo no furi o shite mo
Kimi o
To shite kurau tame no
Tachiburumai hitotsu takuramenai
Moshimo kimi ga
kon'na atashi-goto
Aiseru to usobukunara
Kiba o muku banken no hoho o
Naderu gurai no yūki ga hoshī wa
Mierunara sotto koko o yabutte oide
Atashi wa yōsai no teppen de matteru
Garasunokutsu nante wasurete
agenaikara
Wazukana ashiato o chimanako de sagashite
Moshimo kimi ga
hon'no sukoshidemo
Kyōkai-sen o koeru nonara
Hai-mamire ni itsuburu atashi o
Marugoto zenbu nonde kuremasu ka imasugu
Mierunara sotto koko o yabutte
oide
Atashi no man'naka no takaramono o ageru
Kyōbōna goei no kanshi o
kugurinukete
Hadaka ni dekitanara kimi o daite ageru
Mierunara sotto
koko o yabutte oide
Atashi wa yōsai no teppen de matteru
Garasunokutsu
nante wasurete agenaikedo
Hadaka ni dekitanara kimi o daite ageru
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